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日本サッカーの指導者環境について

こんにちは。嶺です。


本題に入る前に、、本日日本代表が発表されました。日本サッカーは様々な環境の変化があり、芝のグランドも増え、サッカーチーム数や指導者も増え、数年前に比べて海外のチームに行く日本選手が増えました。まだ"国内組は結果を出しても呼ばれない”なんて言う人もいますが、海外で結果を出しても呼ばれない選手もいるので、実力主義の世界ではどこにいても呼ばれないなんてのは当たり前だと思います。特に代表では短い時間で監督の要求に答えられる選手が呼ばれる訳で、新しい選手を呼んで結果を出さなければ監督は解任の可能性があるのですから、なかなか新戦力を発掘するリスクを取りたくないでしょう。代表では”誰がこのチームにフィットするのか”が話の争点であるべきで、"今活躍していて、面白そうだから”という理由ではないと思うのです。


世界を経験している日本人監督にチャンスを

海外ではあのジダン選手がレアルマドリードBの監督としてベンチに座ったり、シメオネがアトレティコ・マドリードで評価を高めるなど、2002年のワールドカップで日本に来ていた選手がトップリーグで活躍しています。


さあ、日本ではどうでしょうか?2002年のワールドカップで活躍した選手に限って言えば、J1で監督している選手は0人。自分としてはこの状況が問題だと思うのですが、みなさんどうでしょうか。


別にワールドカップを経験している選手が監督をすること自体が必須ではないのですが、海外で戦った選手や、海外クラブでプレーを経験した選手が指導者になること自体には非常に価値があると思っています。日本が海外で戦うためには世界で勝つことを知っている指導者が必要だからです。


ここにも日本ならではの年功序列の企業文化が少なからず影響を及ぼしていると思います。勉強はできますが、"経験”はなかなかできるものではありません。トップレベルの選手がトップレベルの指導者になれるとは限りませんが、トップレベルの選手であれば解決方法も多く経験しているでしょう。前回の代表戦の解説で、闘莉王選手と宮本恒靖さんの話が非常に面白かったです。2人とも違う解決方法を持っていて、どちらも納得のいく解決方法でした。自身で経験している外国との戦い方ですので、試合中にも明確に"こうするべき”"自分だったらこうする”というのを持っています。2人の指導は見てみたいなと思った視聴者も多かったのではないでしょうか。


日本では実力を年齢で図ることが多いですが、引退して間もないのセードルフやインザーギを監督に据えたACミランなどを見てもわかるようにどんどん日本人の若手指導者にもチャンスを与えるべきです。そうでなければ、日本サッカー界の発展がどんどん遅れると思います。


世界にいけば、実力主義。世界に出て戦うのも一つの手段

日本では、なかなかチャンスに恵まれない。そう考えて海外で指導者にチャレンジしている人も現在では多くいます。代表的なのが、藤田俊哉さんでしょう。現在はオランダのVVVフェンロでトップチームのコーチとして活躍されています。日本と違い、実力主義でさらに言葉の壁があるアジア人が信頼されるには想像を超える苦労があったと思います。今では監督からの信頼も得て、3年目のシーズンを送っています。


今では世界に日本人監督がいます。プロ選手としての経験がない人たちも、海外クラブで指導を行っています。彼らの中ですでに日本に帰り、指導者として活動をしている方もいらっしゃいますが、非常に経験豊かな指導者の方ばかりです。さらに、結果を出せなければクビという厳しい環境の中で経験を積んでいる方々ですので、彼らのような存在がもっとフィーチャーされるような環境ができればと思います。今後、どのようなキャリアを組むかわかりませんが、個人的にすごく注目しています。


選手だけでなく、日本の指導者環境も世界のスタンダードにしていく必要があると思います。そのために世界を経験しているコーチが活躍できる環境作りが早くできることを願っています。



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