スポーツビジネスについて思うことあれこれ

日本とは違う海外スポーツのチケット事情

世界中で日本人スポーツ選手が活躍する時代になり、情報もテレビをはじめ、インターネットなどでも連日活躍が報じられるようになりました。

日本ではまだまだ知られていない、海外のチケット事情に関して、少しご説明したいと思います。

主に2つの種類のチケット

海外では、主に2種類の販売方法があり、「オフィシャル」での販売と「スポンサー割り当て分(以下、プレミアムチケット)」の販売です。これがチケット入手を難しくしているんですね。

一般的な日本人のイメージとしてある観戦チケットは、日本でよくある「スタジアム窓口」や「インターネット」、または「代理店」(チケットぴあ、ローソンチケットなど)での販売ですが、これはクラブなどからのオフィシャルチケットです。

それでは、「プレミアムチケット」はどんなチケットでしょうか。いちばん分かりやすく、話題になったもので、先日行われたメイウェザーvs.パッキャオを例にします。


希少価値によって価格が変動する、プレミアムチケット

メイウェザーvs.パッキャオの試合では、観戦チケットがわずか1分で完売したという話が話題になりました。ただし、完売の報道が出た後でも観戦チケットは購入が可能でした。これはなぜできたのでしょうか?

その理由が、スポンサー割り当て分のチケットです。実は、完売した一般販売分のチケットは500席しか販売されていなかったのです。会場は約1万6000人収容のラスベガス・MGMグランド・ガーデンアリーナでしたので、残り1万5500席の販売はメイウェザーとパッキャオ両陣営などの関係者に回されましたが、パッキャオをマネジメントするトップランク社のドン、ボブ・アラム氏(83)は「無料の招待券は1枚もない」と宣言したように、1枚のチケットも余すことなくプレミアムチケットとして販売され、最安値でも80万円程度とかなりのプレミアム料金で販売が行われていました。

サッカーの舞台ではメンバー制が主流

このように、海外では一般販売は数少ないパターンがほとんどです。サッカーなどでも海外クラブではメンバーに優先して販売するシステムを採っています。例を挙げると、イギリスのアーセナルというクラブではメンバーがゴールド、シルバー、レッドとランク分けされ、チケット販売もランクの高いメンバーから優先的に行われています。

メンバーカードを持っているイギリス人も「なかなかチケットが買えない」と話すくらいに、一般販売のチケットを購入するのは難しいものなのです。

上記のアーセナルでは、昨シーズンの集客率が99.4%で、香川選手が所属するドルトムントでは100%という結果が発表されました。

上記の結果が示すように、日本とは違い、海外のスポーツは非常に集客料があり、旅行で当日にチケットを買おうとしてもほとんど買えません。現在では、様々な代理店があり、比較もできるので、ぜひ旅行に行く際には一度見てみてくださいね。

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